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9月 23 2012

アルハンブラの思い出

大嫌いな夏が過ぎて秋が近づいてきました。 久しぶりの更新です。

今回はクラシックギターの代表曲、アルハンブラの思い出(Recuerdos de la Alhambra)を取り上げます。

クラシックギターの代表曲といえばこの「アルハンブラの想い出」か「禁じられた遊び」でしょう。

アルハンブラの思い出はスペインの作曲家・ギタリストのフランシスコ・タレガの作品で、クラシックギターではとても有名な曲です。

アルハンブラとはスペインのアルハンブラ宮殿のことなんでしょうか。

とてもセンチメンタルでロマンチックな曲で、ギター好きの多くの人が耳にしたことがある曲でしょう。

アルハンブラ宮殿の写真を見ながらこの曲を聴くと一層ロマンチックじゃないかな。

アコースティックギターリストやクラシックギターリストはぜひ弾いてみたい曲ですよね。

でも技術的にトレモロ奏法という厄介なものに阻まれてなかなか演奏することができません。

トレモロ奏法とは親指で低音のアルペジオを弾き、人、中、薬の3本の指で高速に連続で高音部のメロディーを弾きます。

僕もそのトレモロ奏法の練習をしますが、なかなか指が思うように動いてくれません。

とにかくYouTubeでいくつか聴いてみましょう

ナルシソ・イエペス まずは、イエペス先生からです。
10弦ギターがインパクトあります。
そして、トレモロが速い。
これぞトレモロという感じがします。
ジョン・ウィリアムス 次に、大御所、ジョン・ウィリアムス
アナ・ヴィドヴィチ こんなに美人で、こんなに上手いなんて絶対反則や!。
性格がすごく悪いとか、歌が音痴だとか・・・。
これで性格よくて歌も上手かったら、神様えこひいきしすぎやわ!
文句なしに上手い!

荘村清志

荘村清志さんは昔、NHKの「ギターを弾こう」でよく見ていました。
村治佳織 村治佳織さんの演奏はたくさんアップロードされていますが、一番聴き易い感じがしたこれを選びました。
いつもながら険しい、いやいや真剣な表情で演奏されています(^-^)。
田部井辰雄 失礼ながら田部井辰雄さんの事は知らなかったのですが、プロのクラシックギターリストです。
演奏は癖がなくとても聴き易いという印象です。
そして動画は見やすいアングルで撮影されていてお手本としてとても参考になると思います。
チェット・アトキンス いつものように親指にはサムピックを付けています。
1972年だそうです。
ムュリエル・アンダーソン 彼女の演奏は若干彼女なりのアレンジを加えています。
オリジナルとは微妙に違っています。

河野智美

この人の演奏も癖がなくとても聴き易いです。
そしてとてもこなれてる感じがして、この中では一番好きな演奏です。
ただ録音はもう少しオンマイク(マイクを近くに置いて)で録ってもらった方が好きなんですが。

いくつもの演奏を聴いて思うのは、こんな綺麗ですばらしい曲を作ったタレガは天才だなと今更ながら思います。

特に上のトレモロの部分ではなく、低音部のメロディを追って聴いてみてください。

メロディの美しさに感心します。

トレモロ奏法のこだわり

僕は少しばかりトレモロにはこだわりがあって、トレモロの音色でその人の力量を判断したりもします。

ほとんどのクラシックギターリストは爪で弦を弾いているようなのですが、その時のタッチの音が僕はとても気になります。

得にトレモロの場合は爪と弦が触れる際に「カチッ」というノイズが目立ちやすくなります。

それを連続して行うのですから気を使わないと、「カチカチ」、「ガチャガチャ」とノイズが出まくります。

そういう非音楽的なノイズを気にせず演奏するプロのギターリストもいて、そういう演奏家のデリカシーの無さには驚かされます。

そういう演奏はテクニックや音楽性はともかく、ノイズが不快で頭から聴く気になれません。

プロのギターリストはみんな、良い音を出すためにとても高価なギターを買ったり、爪の手入れに時間を掛けたりします。

それなのにタッチに気を使わず「ガチャガチャ」弾くのは、本末転倒だと思うのです。

もちろんそれは録音時のマイク設定も若干あるのでしょうが、それも含めて音楽家としては音に責任を持つべきでしょう。

トレモロもろくにできない僕が偉そうにいうのは笑止千万でしょうが、正直にそう思います。

もしかしたら、プレイヤーとしてではなく、リスナーとして、音楽として、聴いているからこそ気になるのかな。

最後に、僕がこの人達みたいに弾けるようになるには、元気なままあと30年はかかるよなぁ・・・と思う。