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11月 06 2012

植村花菜さん と TC-Helicon VoiceLive Play GTX

なんとなくデジマートを見てみると、「植村花菜 meets TC-Helicon VoiceLive Play GTX」という広告があったので覗いてみることにしました。

画像 TC-Helicon Voice Live Play GTX

村花菜さんといえば、もちろん「トイレの神様」で有名になったシンガーソングライターです。
トイレの神様がヒットしていた頃は、YouTubeでたくさん彼女の映像をみました。

植村花菜さんの印象は「非常に歌が上手い」というのが第一印象でした。
それというのは、ライブでの演奏が非常に完璧でトイレの神様でも、ライブの方がスタジオ録音より上手いんじゃないかなと思うほどでした。
その他の曲をライブ映像で見ても、非常に安定したパフォーマンスでした。
普通、植村花菜さんくらいの年頃のボーカリストはライブではスタジオ録音よりだいぶパフォーマンスが劣ることが普通です。
もちろんソングライターとしても良い曲を書き、普段から日本の音楽を憂えている僕はJーPOPも捨てたもんじゃないなぁと少し希望を持てます。

TC-Helicon はTC-Electronicの関連グループかブランドのようです。
僕にとってTC-Eletronic といえば、1970年代に触らせてもらったフェイズシフターの高級ストンプボックスのイメージが強くあります。
そのフェイズシフターはその頃で、4~5万円くらいしたんじゃなかったでしょうか。

高級、高価なそのフェイズシフターは非常にローノイズで音色も言葉で説明し難いのですがクリアーで素晴らしい音でした。

そしてそのふたつの興味でちょっと見てみよかと思ったわけです。

て本題のVoiceLive Play GTX(以降GTX)ですが、ハーモナイザーであるのは知っていました。
興味あったのはどれくらい実際に使えるレベルの物なのかってことでした。

結論からいうと、ライブで使って何も問題ないくらいとても素直な効果です。
ハーモニーを追加することも、ピッチシフターとしても使えます。
もちろんピッチシフトしてもフォルマントも操作しているので、テープ速度を変えたように音程を高くすれば小人、音程を低くすれば大男になってしまうことはありません。
もちろん低くすれば普通の男の声にはなるのですが・・・。
エフェクト音も「シェール・エフェクト」みたいにならずに最新の技術は大したものだと思います。
(シェール・エフェクトはわざと非人間的な声を狙った効果で、ここでは性能がどうこういうものではありません)
植村花菜さんも言ってますが、作曲時のハーモニーアレンジにも便利に使えそうですね。

ターしか演奏しない僕は、ギター用のハーモナイザー(以降単にハーモナイザー)やピッチシフターは使ったことがあります。
ハーモナイザーは何種類か使ったのですが、まともに使えるのは少ないと思います。
キーに対してハーモニーがおかしかったり、音色自体が悪くなったり、お遊び程度にしか使えないかなと思う程度です。

それに対してGTXは最新の機器でもあり見事にリードボーカルに追従していました。
植村花菜さんも見事な追従に感嘆の声をあげていました。
音色も違和感のないもので対したものだなと思います。

術的な話をすると、GTXは基本的に解析する情報がハーモナイザーより多いので性能が高いということがあります。
それはハーモナイザーは一般的にキーを指定するだけなのに対して、GTXはキー指定(推定)と共に伴奏(ここではギター)からコードを解析してメロディーにハーモニー追加しています。
つまりGTXはスケール、コード、メロディの三つの情報を元にハーモニーを生成します。
なので一時的なスケール外のコードやメロディに対しても上手くハーモニーをつけられるようです。

それに対してハーモナイザーはコード情報がないので、スケール以外のコードやメロディに対処できないことが多いのしょう。

それならギターでも、録音した伴奏、もしくはもう一人の伴奏者からの音と、リードギターをGTXに入れればギターにも使えるのかもしれませんね。

回、このTC-Helicon VoiceLive Play GTXを取り上げようと思ったのは、植村花菜さんが本気で「凄い、凄い」と喜んでいるのが印象的で、仕事そっちのけで楽しんでいるのが動画から感じられたからです。

この系統のガジェット紹介動画は、趣味で個人が紹介しているのを除き、スポンサーの元でプロのミュージシャンが「◯◯レビュー」なんてやっている動画はお世辞がミエミエで「こんなもんでしょ」っていう雰囲気がプンプン感じられます。
もっといえば「僕は興味ないけど、見てるあなたたち使ってみたら?」みたいなよそよそしさがうかがえます。

見てもらえれば分かりますが、植村花菜さん本人が本当に「凄い、凄い」を連発しています。
一人で弾き語りしている人はご覧になるといいとおもいます。

ょっと動画から引用してみます。

かな:「凄いですねぇ。めっちゃついてくるね。」
かな:「凄いですね、不協和音になったりせぇへんのや。」
TC:「うん、あんまり破綻しないです、最近は」
かな:「ギターのコードを読み取って・・・」
TC:「そうです、逆に言うと1音のベースの音なんかだとメジャーかマイナーかを判断できないんです。」
TC:「3音入ってきて、あっメジャーねとか、7thとかSus4とか入ってきてもよんでくれます。」
かな:「めっちゃ凄いです・・・」
TC:「最低3音の和音が入ってくればなんとかなります。」
かな:「うそやぁ~ん」
小倉:「今は精度も上がってきて・・・」
TC:「今は本当に、(粗は)あんまり気がつかないくらいの・・・」
かな:「へぇ~」
TC:「今はかなり派手に(効果を)出しているんで・・・」

本当にデモンストレーションなので効果を強めに出しているのですが、もう少し控え目にするとエフェクトだと分からないかもしれません。
またアマチュアならコーラスを録り直すよりこれで作成したほうが早く、上手くいくかもしれませんよ。