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12月 25 2011

YAMAHA サイレントギター SLG110NQM CMB レビュー (ちょっとだけ)

初めに
ヤマハがサイレントギターの10周年記念としてアニーバーサリーモデルを発売しました。
キルテッド・メイプル仕様のスティール弦とナイロン弦タイプです。
インターネットで見てみるとなかなか売れているようです。
日本人は限定品に好きですからね。
アニーバーサリーモデルなのでヤマハもプライドにかけて良いギターに仕上げているだろうと、手に入れました。

僕が持っているのはナイロン弦タイプの SLG110NQM CMB です。
そのうち写真なども載せてちゃんとレビューしたいと思いますが、今回は少しだけレビューしてみます。

僕の SLG110NQM CMB そんなに強烈なキルト模様ではないのですがそれでも高級感があります。
サイレントギターを購入するのは2本目ですが、1本目のギターは経済的な理由から売っちゃいました。
気に入らなかったわけでは決してありません。
だから今回再度購入したわけですが。
もし SLG110NWQM CMB ていうのがあったらそれを購入していたでしょう。

最初に購入したのはたしか SLG100NW というサイレントギターの最初の世代のクラシックギタータイプでした。
その時もスティール弦のアコースティックギタータイプ、ナイロン弦でネックの細いタイプ、そして僕が買ったナイロン弦でクラシックギターと同じくネックが太いタイプがありました。
たしか、最後のアルファベットの S がスティール弦タイプ、N がナイロン弦タイプ、NW がナイロン弦で幅広タイプだと思います。
その時のはピックガードは付いていませんでした。
そしてエフェクトはリバーブが1タイプか2タイプ付いていただけでした。

スペック
さて本題は今回の SLG110NQM CMB です。

  • SLGはサイレントギター
  • 110はグレードタイプもしくは世代
  • N はナイロン弦タイプ
  • QM はキルテッド・メイプル仕様
  • CMB キャラメル・ブラウン色

を表しているようです。

なので、ネックが細いナイロン弦タイプです。
しかし、実際はスペックでNWタイプより2mm細いだけです。
そして弾いてみても細さはクラシック・タイプとの違いは分かりませんでした。
交互に触ってみれば分かるのでしょうが。

第一印象
見た目が意外に高級感があります。
もし枠の素材が SLG130NW LAB のように木製であったらもっと高級感が出たと思います。

持った感じはこれも意外に見た目より重いです。
ネックが太いからかもしれません。

ナイロン弦ギターなのにヘッドにトラスロッド・カバーがあります。
以前の SLG100NW にはなかったので意外でした。

結局、第一印象は意外なことばかりです。

弾いた感想
実際に弾いた感じは非常に弦高が低くなっています。
僕は弦高が低いのが好きなのですが、サドルがもう1mm程度高い方が良いかなと思います。
強く弾くとビビるので、加減して弾かないといけません。

音に関しては「こんなもんかな」と言う感じです。
当たり前ですが、ピエゾ独特の音です。
まともなクラシックギターの音と比べたらどうしようもありません。
でもこの種の静かなギターの中では格段に良い音だと思います。
以前に機種名は忘れましたが同じように胴体のない、ナイロン弦ギターを弾いた事がありましたが話にならない音でした。

SLG110NQM CMB の音量は、ソリッドボディのエレクトリックギターの生音と同等以下で真夜中でも問題なく使えます。
それらを考慮すると、この音もなかなか大したものだと思います。

ただ、僕にとってはちょっとトレブリーできつい感じがします。
ステレオ・イヤーホーンでですが、トーンコントロールのベースを最大、トレブルを最小で使っています。

対抗馬
ヤマハ自身は演奏用にも使えるクオリティだといっています。
実際リー・リトナーが使っていますが、彼が音を最優先に選んだとは到底思えません。
まぁ色々「大人の事情」があったに違いありません(^_^)。

さてそうなると、対抗機種はエレクトリックガットギターになります。
このカテゴリーにはギブソンのチェット・アトキンス・モデルやフェンダーのやら、ゴダンのやらがありますね。
これら対抗馬はボディ付ですからサイレントギターにはなかなか不利でしょうね。

このカテゴリーから音だけで選ぶなら僕はゴダンが好きです。
しかしゴダンは高過ぎますし、やはり生のクラシックギターの方が音は良いです。
それに練習に使うなら真夜中でも弾けるサイレントギターの方が便利です。
僕にとってはゴダンは「帯に短し襷に長し」です。

品質/仕上げ
このギターはインドネシア製ですが、非常に仕上げがキレイにできています。
価格が6~7万程度でこの仕上げは驚異的です。
今時、10万円を越えるギターでさえまともな仕上げのギターは稀です。
(うちにもまともじゃないのがあります。)

アメリカ製のギターより丁寧に仕上がっています。
(但し、アメリカ製は作りは雑ですが、大事なポイントをしっかり抑えている感があります。
逆に中国製、韓国製はここという大事なポイントが雑になっている気がします。
ここの韓国製というは韓国以外のメーカーの製品のことで韓国純正の製品はわかりません。)

総論
サイレントギターは生ギターの代わりにはなりませんが、本番演奏にも使える良い練習用のギターといえます。
そして、コストパフォーマンスが非常に良いです。
先に書きましたが、この SLG110NQM CMB は S / N / NW のうちNタイプで細いネックのナイロン弦ギターですが、アコースティック・ギターやエレクトリックギターに慣れた人にはまったく細く感じられないと思います。

非常にコストパフォーマンスの良いギターなので、実際手に取ってみて、ネックの具合と音色に納得できればお勧めギターだと思います。

関連リンク:
サイレントギター比較表
プロモーション写真(ヤマハ)
SLG110NQM CMB 製品のページ(ヤマハ)
リー・リトナー インタビュー(ヤマハ)
YouTube サイレントギター(ナイロン)検索