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チューナーを使ったチューニング

チューニングは大まかに分けて4回でチューニングします。

  1. 大まかに合わせる (新品もしくは弦を緩めていた場合のみ)
  2. 正確に合わせる
  3. 確認と微調整
  4. しばらくして、もう一度確認 (新品もしくは冬の場合)

普段、だいたいピッチが半音以内に収まっている場合は2と3の2ステップだけ行えば大丈夫です。
弦を緩めていた場合は1~3の3ステップを行います。
新品の弦の場合は1~4までの全ステップを行います。
冬場は状況に応じて4を行います。

では、各ステップを説明します。

1. 大まかに合わせる

弦を緩めていたり、全体に大きくピッチが下がっている場合は、まず全弦を大まかに合わせます。
チューナーの表示を見ながら音名が合って、チューニングメーターなどがだいたいで中心にくればOKです。
6弦から1弦まで簡単に合わせてください。
これを行う理由は、最初にチューニングした弦が、後にチューニングした弦の影響を受けて狂うためです。
どうせ狂うのだから、最初はだいた合って入ればOKということです。

2.正確に合わせる

後のチューニングの影響を受けて狂った弦を、もう一度6弦から順に合わせます。
その場合慣れてくると、影響を受けてピッチが下がる分を考えて最初はピッチを高めにチューニングしたりします。
ちなみにフローティング式のアームユニットが付いているギターをチューニングする場合はこれを何度か繰り返します。

3.確認と微調整

最後に6弦から順にピッチが合っているか確認していきます。
太い弦を使っている場合やネックが細いギターの場合は微調整が必要ですが、この段階ではチューングしても、他の弦への影響は無視できます。

4.しばらくして、もう一度確認

弦を新しいものに交換した直後は、弦自体の伸びやペグの巻取り部分の緩みなどで、しばらくするとピッチが下がります。
新しい弦の場合はちょくちょくピッチの確認をしましょう。
また弦の交換時は、1と2の作業の間に弦を12フレット当たりを持って引っ張っておきましょう。
そうしておけば3の作業後のピッチの下がり方は少なくなります。

また、冬場は体温や暖房で弦が温まってくると、弦自体が伸びてピッチが下がります。
ギターが十分温まったら微調整しましょう。


1. 大まかに合わせる理屈

最初の弦を正確チューニングした後、以降の弦をチューニングしていく段階で、その張力に負けてネックやボディが変形し微妙に弦長が縮むからです。
例えば1度、6弦から1弦まで正確にチューニングしていくとすると、6弦は5~1弦の影響、5弦は4~1弦の影響というように後の弦の張力の影響によりチューニングが下がっています。
結果的に正確にピッチが合っているのは、後の影響を受けない最後にチューニングした1弦だけです。
ただし、現実的には、最後の3弦、2弦は合っていることはあります。
それは後にチューニングするほど弦が細くなり、本数も減って張力の影響を受けにくくなるからです。

当然、1弦から6弦に向かってチューニングすると合っているのは6弦だけになります。
1弦~6弦の順でチューニングすると張力の影響の大きい太い6弦が最後にくるので狂いも大きくなります。

これはフローティングのアームユニットのギターのチューニングを知っている人はご存知でしょうが、その現象がアームユニットのないギターでも微妙に起こるわけです。