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5月 24 2012

グレッチ G6120W Nashville

Gretsch G6120Wこのギターは僕のGretsch G6120W Nashvilleです。
昔、「Nashville」ではなく「Chet Atkins Model」とか「Chet Atkins Hollow Body」などと言われていたモデルです。

僕は G1260 を3本持っています。
普通のG6120 と G6120DSW と この G6120W です。

他の種類を含めると合計9本のグレッチギターを持っています。
でもちゃんと弾けるのはこのギターだけです。
他のギターは小さすぎて弾けません。
そう、フギュアです(^_^)。

僕はギターを全部で50本ほど持っているのですが、弾けるのは・・・、もうええか。
枕はこれくらいにしてと。

このG6120Wは中古のを半値程度で買うことができました。
中古といってもとても良い状態のものです。


◆ G6120といっても色々なのがありますが・・・

最初、このG6120WとG6120DSWのどちらを購入するかを迷いました。
個人的にはチェットアトキンスモデルといえば、G6120DSW か G6120CGP だと思います。
外見もウエスタン仕様が好きです。
でも、G6120CGPは高価過ぎるし、G6120DSW はシングルの音でちょっときゃしゃな感じがするし。

そんな時、このG6120W というモデルがあるのを知りました。
丁度、G6120DSW と G6120CGP の中間的なスペックです。

それでこのG6120Wを購入する事にしたのです。
でもホントは、G6120DSWより安かったということも大きいかったです。
というより、このG6120Wが最安値だったんですね(^-^)。


◆ 1990年の日本製?
グレッチは通常ヘッドの裏にシリアルナンバーと生産国が印刷されているようなのですが、このG6120Wには印刷がありません。
ま、日本製ってことにしています。
WikiPediaによると、1990年製なら寺田楽器製となり、グレッチは日本製しかないのですね。

Fホール内のシールにはシリアルナンバーだけは記載されてありました。
多分、シリアルナンバーからその辺の情報はわかるのでしょう。
中国製ってことはないと思うんですが。


◆ ボディーのマークは何?

G6120 はオレンジ色が有名ですが、オレンジでも黄色っぽいのと赤っぽいのがあるんですね。
僕のはごらんの通り赤っぽいオレンジのです。
時代が経てば色褪せて黄色っぽく変化するんでしょうかね。

さて、ボディを見ると左下に黒い大きな記号があるでしょう。
これはグレッチのイニシャル「G」なんです。
これは焼き印を模しているんですね。
僕はこの「焼き印」があるタイプが欲しかったんですよね。
でもオレンジをバックに「G」なんてまるで読売ジャイアンツじゃないですか。
僕はプチ阪神タイガースファンなんですね、関西にいるもんですから。

前にブログで「基本的に楽器は通販で買うものではない」などとほざきながら、これは通販で購入しました。
だって、すぐに行ける範囲で手頃なギターないですもん。
だから通販で買うときは祈りながら、「えいやっ」って買います。
それでですわ、自分で手に取ってみて初めて意外な事実を知る事になるのです。

この「G」は印刷なんですよね。
ウェブでも調べてみたんですが、G6120Wの「G」だけは多分全てのロットが印刷のようです。
他のG6120DSWやG6120CGPや6121Wは彫刻なのを確認していたのでちょっと残念でした。
初めてこの「G」を見たとき「へぇ彫刻してあるんや」と逆に驚いたのを覚えています。
普通は彫刻なのが意外だと感じますよね。


◆ ウエスタン仕様ってなんですか?

僕がG6120に興味を持ち出したのはこの1年くらいです。
最初の頃、G6120DSWのスペックを見ているとフルウエスタン仕様と書かれていました。
「ウエスタン仕様ってなんじゃぁ?」としばらく思っていたことがあります。
検索してもこの「ウエスタン仕様」を解説してくれてる情報は見つかりませんでした。
でも色々なG6120を見ているとぼんやり分かってきました。

「ウエスタン仕様」とは西部劇やカウボーイをモチーフにした細工の事です。
具体的にはあげると

  • 先にあげた、牛の焼き印をイメージしたボディの「G」マーク
  • ロングホーンやサボテン、ライフル、矢の絵を施したポジションマーク
  • 西部劇に出てきそうな「板切れに名前を書いた看板」を描いたピックガード
  • ヘッドに施された「蹄鉄」のインレイ
  • G6120DSWとG6121W場合、ヘッドは「ロングホーン」のインレイになっていて「フルウエスタン仕様」と呼ぶようでです(未確認)

僕なりにこんな感じに理解しています。
このG6120Wは1990年製ということで、チェットとのエンドース契約が切れている時期なので、「看板」には「Chet Atkins」ではなく「Nashvill」と書かれています。


◆フレットがちょっと・・・

全フレットに微妙な隙間があります。
浮いている感じじゃないのでフレットの打ち込みがあまり上手ではなかったのでしょう。
新品だったら何か対処してもらいますが、まぁ中古ですし、許せる範囲です。
フレットの消耗は全くなく、多分ステンレス製のフレットでしょう。
オリジナルか交換後かは知識不足でわかりません。


◆弾いてみると

まず持ってみると、ズシッと重いです。
重そうなビブラートユニットが付いていますが、それだけじゃなさそうです。
多分本体の木が重たいのだと思います。

さて、弾いてみるとボディなかなか良く鳴ります。
ナットも、とても良く調整されていて満足できる弦高になっています。
メーカーの調整か前オーナーの調整かは不明です。
今まで調整なしで満足できたのは、Gibson ES-355TD とPaker Fly とYAMAHA SLG-110 とこのG6120Wだけです。
僕の買えるレベルのギターはナット調整に関してはほぼダメなのばかりです。
初心者向けの多くのギターはナットが高すぎてプロでもFコードは押さえられないでしょう。
初心者がFコードを押さえられないのは未熟なだけではないのです!。
それは置いといて・・・。

良く鳴るのですが低音を弾くと、どこかの部品がビビります。
少し調べたのですが、良く分からないんですよね。
気になるのですが、ピックアップでは拾らわないので、とりあえずは良しとしてます。


◆ ブリッジが動くのですが・・・

ホローボディのギターのブリッジはボディに接着されていないのは皆さんご存知ですよね。
この G6120W のブリッジって驚くほど簡単に動いてしまうんですね。
少し触っただけでベースごと動いてしまいます。
アームを操作してもベースごと動きます。

以前に日本仕様の G6120PB というブリッジベースと本体の位置をピンで固定するモデルがありました。
ピンで固定するほどの事もないでしょうと思っていましたが、実際手にしてその必要性が十分わかりました。
自分で本体に固定のピンをとりつけたいと思ってます。

あと上の写真を拡大してもらうと分かると思うのですが、弦全体が低音(左)側に若干ずれています。
テールピースの位置が悪いのか傾いているのかどうか測定していないのではっきりしないのですが、ちょっと気になります。
もう3mmほど高音(右)に移動させたいのですが、それもブリッジベースをピンで固定すると可能なんですけどね。


◆ ピックアップの音は
グレッチのコツコツした音がでます。
ホローボディですが、ネックP.U.側でもジャズギターの様な丸い音は出ません。
ネックP.U.でもやっぱりコツコツとした感じです。
それがグレッチの特徴でギャロッピングのオルタネイトベースに似合うんだと思います。
ただ、個体によるんだと思うのですが、ボディは良く鳴っているのですが、P.U.でそれを拾えてないような気がします。

あと、P.U.以外の配線周りの部分でノイズを拾いやすいようです。
環境にもよると思うのですがシールドが上手く働いていないような気がします。


◆ その他気になること

若干気になるのは自分では確認していないのですが、ネックのトラスロッドの締め付けがほぼ一杯になっているそうです。
それは情報として出ていませんでしたが、事前にネックの状態を聞いたときに教えてくれました。
まぁ、多分大丈夫だろうと高をくくっています。


◆ ちょっとは褒めてあげようよ

ネガティブに悪いことばかりかきましたが、最後に良い点も買いておきます。
先に書きましたが、ボディが良くなります。
ナットが良く調整されています。
ネックは太すぎず、細すぎず、第一印象から良い感じがしました。
ペグが非常にスムーズな感触でチューニングし易い。

こんなところでしょうか。


◆ 他の2本の事も

グレッチ G6120グレッチ G6120DSWグレッチ G6120左が G6120 真ん中が G6120DSW 右が比較の為の G6120PB(本物)です。
非常に良くできています。

機会があれば他の小さなギターたちも紹介したいと思います。